収納計画を立てるにしても「収納タイプの特徴」「収納スペース」「収納したいモノの量」を理解しているでしょうか。
理解していないと、収納力はあるのに使いづらいといった悩みが出てきたりします。今回は収納計画についてお話したいと思います。
収納タイプの特徴を理解しよう
収納には、パントリーやウォークインクローゼットのような箱タイプがあります。
メリットは大型の荷物の収納に便利で、着替えのスペースとしても活用できる点です。
一方、デメリットはとりあえずしまう場所と化してしまい、物が増えやすくなり、奥の物が取り出しづらくなる点です。
壁面収納のような棚タイプ
収納には棚タイプもあります。キッチンで言えば、調味料を飾りつけたりする棚です。
メリットはどこに何があるのかが見やすくなり、持ち物を把握しやすい点です。
一方、デメリットは壁一面を収納にすることで圧迫感が生じやすくなる点です。
本当に必要な量を考える
収納の容量を重視することにより建築面積も大きくしなければなりません。
新築では限られた予算の中で、面積をむやみに増やすことは難しいでしょう。
また、物は家族の成長と共に必ず増えていきます。
ですから、整理できる収納タイプを考えながらも、処分ができる最適な容量を考えることが理想形ともいえます。