近年は、オーガニックブームと言っていい程、様々な自然食品や商品が出回っています。
自然食品や商品が人気を呼んでいる理由は何でしょうか?
実は、自然食品や商品、素材は、人間の健康と大きな関係があるのです。
こちらでは、自然素材の家に住むメリットについてご紹介したいと思います。
メリット1:自然な風合いで温かみを感じられる
自然素材のメリットは、何と言っても生きている自然素材のぬくもりや質感を肌で感じることが出来ることだと思います。
無垢材のフローリングは素足で歩くと無垢材独特の柔らかい肌触りがあり、季節を通して心地よさを感じることができます。
塗り壁材の珪藻土を使用した壁や天井は、素材自体が呼吸して、室内の湿度を調湿することで、1年を通じて快適になります。
また、自然素材は、年月を経れば経るほど生活になじみ経年美化していき、味わい深い住宅となり愛着が湧いてくるものです。
メリット2:健康で安心して暮らせる
厳選した自然素材を採用した空間は、まるで、自然の中で暮らしているような心地よさを体感することが出来ます。
木の良い香りがするので家の中で思い切り深呼吸することができ、森林浴をしているような心地よさを感じられます。
シックハウス症候群やアレルギー・アトピーなど、健康に害が無い為、
赤ちゃんや小さなお子様、お年寄りも安心して暮らすことが出来ます。
メリット3:環境にやさしい
工業製品の建材ではなく、自然素材の建材を使用することで、無駄な製造エネルギーをかけず、
廃棄時にも土に還る素材を使用することは、地球環境に配慮した活動に参加していることに繋がります。
また、珪藻土の調湿効果で室内を最適な湿度にしたり、新聞紙を原材料とした断熱材セルロースファイバーで、
住宅の断熱性能を向上させることで、エアコンの使用を抑えることにもつながり非常に省エネです。
メリット4:経済面
自然素材の家は高いイメージがあるかもしれませんが、経済面でもメリットがあります。
それは、ライフサイクルコストを抑えることができるということです。
ライフサイクルコストとは、家を建ててからのメンテナンスや、維持に掛かる費用も含めて住宅に掛かる費用のことです。
自然素材の家は、施工に手間がかかりますが、その分長期的に見れば手をかける必要はほとんどありません。
健康を害する心配がないため、医療費なども抑えることができます。
また省エネ性が高く、光熱費を抑えることができるのもメリットです。
メンテナンスに費用がかからず、医療費も抑えることができるので、長期的に見ると、経済面でもメリットがあります。
メリット4:豪華、見栄えがいい
豪華で、見栄えがいいというのも、自然素材のメリットの1つだと思います。
価格が高いというデメリットもありますが、5年10年といった長期で考えると、
初期費用が安い合板フローリングと比較しても、結局はお得になります。
無垢のフローリングにしても、本物の塗り壁にしても、見栄えがいいです。
価格が高いといっても、新建材だってタダではない訳ですから、差額で考えると、
普通の予算の人でも、自然素材の家を手に入れることは不可能ではない訳です。
メリット5:自慢できる
友達に自慢したいという理由で、自然素材の家を手に入れる方は、多くないと思います。
ですが、自慢できるというのも事実だし、褒めてもらえるというのが、自然素材の家のメリットの1つかも知れません。
自然素材の家を希望していながら、諦める方は多いので、最後まで諦めなかった「自分を褒める」
だからこそ、自慢できるのかも知れません。
自然素材の家は、予算が潤沢にある一部のお金持ちにしか手に入れられないというものではなく、
自然素材の家にしたいという気持ちが強い人が、手に入れられるメリットだということです。
でも、本当は、手順さえ間違えなければ、自然素材の家を建てることは、特別なことではないのです。